2009年2月17日火曜日

平成日本の緊張感

今回は完全に営業マンAの愚痴です。


中川財務相、辞めるみたいですね。

まあ、いろんな理由を言っておりましたが、
一つとして同情に価する言葉はありませんね。

こんなこと突っ込んでも仕方ないですけど、
仮に過労とちょっとのお酒と薬の作用で
あんなへろへろになっていたのであれば、
なぜ会見自体を延期しなかったのか。
そばにいた側近どももなんで止めなかったんでしょうか。

あんな醜態をさらすくらいなら、会見を延期した方が
無難であることは火を見るよりも明らかでしょうに。


日本の政治家ってのはいつからこんなに緊張感のない
人たちばっかりになっちゃったんでしょうね。

司馬遼太郎の本を好きでよく読むのですが、
明治時代の政治家は良くも悪くも真剣でしたよ。
まるでないとは言いませんが、私心が非常に少なく
「日本をどうしたらいいのか」と言うことに死力を尽くしていた
観があります。

要するに追い込まれてないからなんですかね?

明治時代は常に列強という
「弱みを見せるとたちまち噛み付かれる」猛獣の前に
さらされていて、いつ日本が植民地化されてしまうか
わからない、と言った状況でしたから、今の
政治家のようにうわついてなんていられなかったのかも
しれませんね。

今のこの100年に一度の不況。
そういう意味では、緊張すべき状況ではありますよね。

ただ、それによってたちまち日本がどこかに占領されて
しまうわけでもなく、失業率が上がっているとはいえ、
たちまち食うに困る人が大量に出るわけでもなく、
どっか、悠長に構えてるんでしょう。
(第3次世界大戦とか、一部失業した人が衣食住に
困っていたりはしますが、明治時代の切迫感に
比べればどうでしょう?)

私より明らかにいい大学に入り、頭も良い人たちが
なんであんなことになっちゃうんでしょうか。

やっぱり、人間大切なのは「志」なんだなあ、と
痛感しますね。
政治家全員司馬遼太郎の本を熟読してほしいです。


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