2008年11月10日月曜日

臨海学校の思ひで

営業マンAの長女が、今日から校外学習とかで千葉の房総に2泊3日で
旅行に行きました。
最近は、「林間学校」とか「臨海学校」とかって言わないんですね?
しかも、僕らの頃は6年生のときにいきましたが、最近は5年生で行くんですね。

これも中学受験と関係あるんでしょうか??

朝、家を出て行く長女を見送ったのですが、キャスターをごろごろ押しならが
出かけていく姿を見てなんだかもの凄い寂しい気分になっちゃいました。



臨海学校というと思い出すことがあります。

僕の小学校でも6年になると2泊3日で千葉の房総に臨海学校として行きました。
初めて学校の友達と宿泊できる!というのですごい興奮していたのを覚えています。

その臨海学校のスケジュールで、浜辺で「宝探しゲーム」というイベントがありました。

要は砂浜に数字の書いてあるカードが埋めてあり、それを掘り当てて、旅館に帰ったあと
その番号によって「宝物」がもらえる、というたわいもないゲームでした。

ある女の子がうきうきしてカードを持って宝物に代えてもらおうと先生のところに行くと、
なんと、宝物は
トイレットペーパーでした。
しかも、1ロール。


どういうセンス・・・。
ちっとも面白くないし。
子供心、粉砕・・・。


その女の子はがっかりしてしまい、泣きそうになっているところを同級生の女の子たちに
慰められてました。



そこへ現れた一人の同級生の男の子。
手に持った「ペン立て」を女の子に差し出し、
「これと代えてやる。」といい、女の子からトイレットペーパーを受け取ると、
さっさとどっかへ行ってしまいました。

ペン立ても大したものではありませんでしたが、それでもキャラクターのついた
ペン立てはトイレットペーパーよりはずっといいものでした。



それから10年以上たったある日。

お互い20歳を過ぎ、たまたま町で女の子はその男の子と再会し、
女の子は自分の家に男の子を招待しました。

そして、自分の部屋にまだ置いてあったペン立てを指差し、
「覚えてる?」と男の子に聞きました。

記憶なんてものはいい加減というか、面白いというか、
男の子の記憶では、「最初から自分の宝物はトイレットペーパーだった。」
という記憶に変わっていて、女の子からその経緯をあらためて教えてもらい、





「俺ってかっちょいい!!!」

と正直に思いました。笑



男の子は自分が小さい頃にそういうことをしたってのも嬉しかったのですが、

その女の子が、そのペン立てを未だに大事に持っていてくれたことが

とても嬉しかったのでした。



そ~んな思い出をうちの娘も持って返ってきてくれるといいなあ、と
お父さんは思いました。

ちゃんちゃん。



今日は、仕事の話はなし!





2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

ほんと、ほのぼのしてるよね。
私は人に売った恩はいつまでも覚えているよ。
でも、本当にトイレットペーパーを景品にするなんて...ひどすぎる。

匿名 さんのコメント...

tomocobonitaさん
いつもいつもコメントをありがとうございます。

景品をトイレットペーパーにするってのはギャグにしてもセンスがなさ過ぎだよね。
子供の気持ちが読めないっていうか・・・。