2009年1月21日水曜日

不動産仲介業者とは何ぞや

営業マンAが仲介したお客様から
「現在いるビルのオーナーに賃料減額交渉をしてほしい。」との
オーダーをいただき、ひとまず交渉は成功しました。
年間で150万弱のコストダウンです。

仲介業者ってのは難しいですね。

仲介って言うくらいですから、要するに2者の間に立って
仲を取り持つ役なわけです。

従いまして、完全にテナント側の立場「だけ」に立って
交渉をしていくと言うのは非常に至難なんですし、
仲介業者としてすべきことではないと思います。

ここが、いわゆる弁護士さんや司法書士さんたちと違うところなんです。
彼らはあくまで顧客側に立って屁理屈がいえます。
屁理屈って言っちゃいけませんね。笑
顧客側の立場に立って「法解釈」をするわけです。

今回、そのお客様に対してはコストダウンができました。
でも、これもお客様の立場から「のみ」交渉をしたら
うまく行かなかったでしょうし、仮にうまく行っても
そのオーナーとの間に禍根を残すことになるでしょう。
仲介業者として2者の仲を取り持ちつつコストダウンの交渉を
したからうまくいったのだと思ってます。
そういう意味では、お客様にとって100%の結果ではなかったかも
しれません。

でも、貸主・借主両者の立場を公平な眼で見た上で、ご相談に
乗れる唯一の専門家は我々のようなものだけだと思います。

逆にお互いの立場を理解し、公平な目で見れない
仲介業者は仲介業者になってないです。

そこにアルバが皆さんにコンサルティングしていける
余地と言うか、存在意義があるのだと思います。

かっちょいい~!!(爆)



先日も、いつも大変良くして頂いている方から
ひどい不動産仲介業者の話を聞きました。

営業マンAも新人時代にそうでしたが、
「あんた(仲介業者)抜きで、直接話した方が、早く、うまくまとまるよ。」
なんて貸主からも借主からも言われちゃうような
仲介業者がいっぱいいます。
私も昔、言われました。「直接話しをさせろ!」と。

完全に存在意義をなくしてますよね。
不動産物件紹介業者になってるからですよ。

情報がこれだけ溢れ、これだけ安易に得られる時代。
そんな不動産紹介業者が生き残れるわけありませんよ。

情報が溢れているからこそ、お客様にとって真に
必要な物件は何か!そもそも移転する必要が
あるのか!というコンサルティングできる
不動産仲介業者の存在がより重要になってくると
思って、日夜牙を磨いてます。



・・・牙?


違いました、違いました。
日夜、研鑽を積んでおります。

え?
なんていう会社だったっけって?







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