2009年3月23日月曜日

ニューファミリー

この間の土曜日に営業マンAはある若夫婦をご案内しました。
千代田線代々木上原駅から徒歩5分くらいのところにある高級マンションです。

ご主人をご案内したことはあったのですが、奥様を連れてご覧になるのは
初めてです。

結論から申しますと、住居は

「旦那は案内しなくても奥さんはまず案内しろ!!」

です。

ほぼ100%そうですが、女性の方が圧倒的に住まいに対する思い入れがあります。
男性って結局、駅からの距離とか家賃とかそんなことくらいにしか興味がないです。

女性は違います。

エントランスの雰囲気から始まり、

周りの環境

トイレの広さ、清潔さ

キッチンの広さ、形、位置、カラー、使い勝手

カーペットの色

備え付けの照明、洗濯機、食器洗浄乾燥機

お風呂の広さ、使い勝手



・・・あげたら切りないす。

女性がすごいなあ!と思うのは、それを何のチェックリストも作らず
それらの項目が全部頭の中に入っていることです。

女性ってやっぱりすごい。


今回のお客様は3ヵ月後に初めてのお子様がお生まれになる予定の
ご夫婦でした。

ご夫婦で

「子供が生まれたらここにベッドを置いて。」
「いや、当分子供部屋はいらないんじゃないの?」

などと、お話しているのを聞くと、なんだかこちらまで幸せな気分になります。

オフィスのご案内が多い営業マンAにとっては非常に新鮮な
感覚です。

オフィスでは、

「新しい新人が入ったらこの辺に座らせる?」
「う~ん、そうだねえ。でも、当分長机でいっしょくたに座らせておけば
いんじゃね?」

なんて会話には特段ときめきはないですよね。当たり前ですが。


やはり、こちらのご夫婦も念入りにチェックされていたのは奥様の方。

使用済みのバスタオルをどこに干すか、という問いを旦那様にして
旦那さんがちょっとでも回答に澱みようものなら

「ちゃんと考えてんの!」

みたいなことになってました。

残念ながら、ほぼ100%の男性は、使用済みのバスタオルの
置き場は「どうでもいい」ことなんですよね・・・。

旦那さんは
「厳しいでしょ~?!」
なんて言って苦笑いされてましたが、
奥さんになられる方は断然そういう方がいいですよ!!
安心して家を任せられ、自分は外で全力で働けるというものです。



生まれてくるお子さんの最初の家をご案内できる。

不動産屋って結構面白いし、やりがいがありますよね。



そういえば、物件を探していた?






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