2009年4月1日水曜日

こういうのって不動産屋だけなのか・・・

今日のお昼はいつも良くしてくださってる六本木の
オーナーとお食事しました。

いろんな話をしたんですが、ちょいと気になることを
耳にしました。

そのビルは1フロア約150坪の部屋が2部屋空いていたのですが、
つい最近まとめて借りてもらえることになったそうです。

仲介業者を通して申込書をもらい、賃貸条件等をつめている段階で
ある業者から電話があったそうです。

「今度そちらのビルに申込みをしたA(仮)会社は最近業績が悪いので
入居させないほうがいいですよ・・・。」
といった・・・。

要するに嫌がらせですね。

そのビルで入居が決まってしまうと、今までA会社に物件を紹介していた
他の業者は仲介手数料がもらえないもんだから、物件側から
話が壊れるように仕向けたりすることがあります。

ありえなくないですか?



こんな話もあります。

物件によっては仲介が成功すると成功報酬がもらえるビルがあります。

例えば、お客様に物件を数件ご案内して、最終的に2物件残ったとします。

1つは、成功報酬のもらえるビル。仮にBビルとしましょう。
もう一つは、もらえないビル。仮にCビルとしましょう。

すると、仲介業者はこういいます。

「実はついさっきCビルに申込みが入ってしまって、どうやらそちらのお客様で
決まっちゃいそうなんですよ!Bビルはまだ大丈夫そうなんで、他で
申込みが入る前に申込みしましょう!」

つまり、成功報酬のもらえるビルに導くために、対抗物件を握りつぶしちゃうんですね。

不動産屋にこういわれたら、まあ十中八九、Bビルで申し込みますよね。

これの厄介なところは、現実問題としてこういうことはよくあることなんですね。
だから、不動産屋にこう言われたからといって、「握りつぶされた」かどうか
というのはお客さん側としてはわからない訳です。

わからなきゃいいんかい。


企業は営利団体ですから、

存在する以上売上を上げ、

利益を確保していかなければいけないし、

それがその会社の存在意義であることも確かです。


でも、そんなこずるいことまでして利益を上げることが、会社として正しいのか。


正直で、
愚直に、
誠心誠意、
お客様と貸主の立場に立って
最善の提案ができる
不動産屋はいないのか!!




(笑)


2 件のコメント:

不動産情報ニュース さんのコメント...

不動産関連に携わる方向けのblog「不動産情報ニュース」にて「"こういうのって不動産屋だけなのか・・・"」をご紹介させていただきました。
ご迷惑のようなら削除いたしますのでお申し付けくださいませ。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

アルバ さんのコメント...

不動産情報ニュースさん

同業ににらまれそうで、若干びくびくしておりますが・・・。笑

こんなブログにまで目を通してるんですね。
ビックリです。
こちらこそ宜しくお願いします。