2009年7月27日月曜日

世襲議員

今度衆議院議員に立候補する世襲議員(正確にはまだ議員じゃないけど)のうち、
約7割が自民党だそうです。

それだけです。


YouTubeで叩かれてますね、小泉進次郎さん。
同選挙区内の民主党の候補とバッティングして
その民主党の候補が握手を交わそうと伸ばした手を
ガン無視したそうです。

確かに傲岸な態度のそしりは免れませんね、これを見る限りじゃ。

オヤジは「メディアに対してどう映っているか。」というのを
非常に良く理解していて、むしろそれを利用していた感もありましたが、
少なくとも息子は全くそれができないみたいですね。
ある意味、オヤジより正直者という言い方ができるかもしれません。

そのあとのコメントが全くいけてません。
まず、
「恐らくそういう風に受け止められることは想像できた。」と。
そのあと更に、
「私にとって祭りとは有権者の方との握手の機会、ふれあいの機会だから、1人でも
多くの有権者と、一秒でも多く触れ合いたい。あの時はマスコミの方もたくさんきていた。
何もあの場所でそういうこと(対立候補との握手)をすることもないと思った。」
と宣うたそうです。

突っ込みどころ満載のコメントですが。
まず言いたいのは、
「お前、ちっせえ奴だなあ!」ってことです。

恐らく・・・想像できた、じゃないでしょうに。
だからどうした!ですよ。
結局、そのあとに
「そう取られたとしたら残念。」
だなんて、言うんだったら想像できた時点でそういう態度を
取るべきじゃなかったでしょうに!!
だって、この映像を見た国民があなたに対して
嫌なイメージを持つことを想像できたんでしょ?!ってんですよ。
想像できてて、残念も何もないでしょうに。

言い訳なんですよ、結局。

そりゃあ、有権者の方に1人でも多く握手をしたいってのは
さもありなん、です。
でも、それが対立候補と握手できない理由になりますか??!!
ってんですよ。

相手がわざわざ有権者と話しているのをじっと待ち、移動し始めた所を
さっと挨拶に出たのに、
「1人でも多くの有権者に・・・」なんつって断る理由はないでしょう。

しつこいですけど、「ちっせえなあ、お前」って思われるって
わかってたんでしょ?

ああいう態度に出るのが理解できないとまでは言いません。
でも、そのあとのコメントがむかつくんですよね。

はっきり言えばいいんですよ。
「僕も正直楽な選挙はできないと考えており、1人でも多くの
有権者の賛同を得たいと思って焦っているところに、対立候補の
方の姿が見えたもんで、ついついいらいらいして大人気ない態度を
取ってしまいました。冷静に考えれば大変失礼な態度をとったなと
反省しております。」って。

当選しようと思っているある若手の立候補者と考えれば、
握手を無視するって行為は決して好ましくないですけど、
理解はできます。

でも、その後のコメントを聞いちゃうと、
「結局そういうこと言っちゃう人なわけね。はい、よくわかりました。」と
僕なら思っちゃいますね。

多分、周りのブレーンにも恵まれてないんでしょうね。
じゃなきゃ、こんなコメントさせませんて。

この程度のことで、この程度のコメントしかできない人が、
世襲ということで議員になるのであれば、
やっぱり害があるなあ、と思わざるを得ませんね。

政治家やる前に、もっと世間にもまれたらいかがでしょうか?

どうしたらもまれるかって?


P.S.
対立候補の人も、無視できないくらいの方法で
挨拶をしに行きましょう。腰が引けてるから
無視されるんですよ。
「もうすこしがんばりましょう。」

0 件のコメント: