2009年3月26日木曜日

定期建物賃貸借契約

以前もこのテーマはやりましたが、今日お伺いしたお客様が
あまり説明も受けずに(説明したのかもしれませんが・・・)
定期借家契約をしていたので、ちょっと心配になり
さらっとおさらいをしようかと思ってます。

まずは、これを見ておさらいしましょう。

「読み返す時間なんてね~!」

もしくは

「めんどくさいんすけど。」

という方のために、借主が押さえておくべきポイントのみさらっと説明させてもらいます。

1.中途解約可能な特約が付いているか。
  これが付いてないと、途中で解約ができないです。
  つまり、2年契約だとすると、何らかの理由で1年で出ちゃうことになった場合でも
  残りの1年分の賃料も必ず払わないといけません。

2.再契約はできるか?
  定期借家契約の場合は、将来取り壊し・建て替えを貸主が見越して
  契約する場合があります。再契約不可だと、契約期間が2年なら
  必ず2年後には退去しなければいけません。しかも、普通の契約と違って
  退去費用(いわゆる、立ち退き料)は一切出ませんし、請求しても無駄です。

3.再契約時に貸主との賃貸条件が
  折り合わない場合、退去しないといけません。
  例えば今回は月額賃料50万円で借りることにしたとします。
  次回の再契約時に貸主から
  「今度は70万円でお願いします。」
  といわれたら、「はい」というしかありません。
  「嫌です。」ということは、イコール「退去します。」ということです



全然さらっとじゃないですかね?(汗!!)
でも、この3つは非常に重要です!!!!!

現在、定期借家契約の物件が非常に増えています。
住居にしろ、オフィスにしろ、店舗にしろ、
とにかくこの3つだけは絶対に押さえておきましょう。

以上、営業マンAがお送りしました!!



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